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自然妊娠とは?

  • 不妊症とは?


    自然妊娠とは、卵子と精子が受精し受精卵が自然に育つことです。 言い換えれば、不妊治療は、卵子と精子が自然受精する事を促す治療のことです。

    一般的に、避妊を行わずに夫婦性生活を営んで1年経っても自然に妊娠しなかった場合不妊症と診察されます。6組に1組の夫婦、15%の確率で不妊症と診察されています。

    自然妊娠とは、卵子と精子が受精し受精卵が自然に育つことです。 言い換えれば、不妊治療は卵子と精子が自然受精する事を促す治療のことです。 自然妊娠の成り立ちを理解する事で不妊治療、とくに高度生殖補助医療(ART)について ご理解頂けるはずです。


    自然妊娠の成立に必要な条件


    -男性側の条件:良好な精子 通常のSEXにおいて精子が射精される数はおよそ100万個といわれています。 男性精子が精液に一定数量含まれ、精子の動きに異常がないことが条件となります。


    -女性側の条件:良好な卵子の状態と骨盤組織(臓器) 骨盤組織(臓器)は、受精及び胚子の着床に重要な役割を果たします。 月経周期では、通常排卵が月1度起こりそのうち1つの卵子と精子が受精する可能性があります。 卵子は卵巣から飛び出し卵管采が卵子をキャッチします。そして卵管を通り卵管膨大部で膣から子宮に泳ぎ上がった精子と受精をします。
    受精後、細胞分裂、増殖を繰り返し受精卵は子宮へと運ばれます。 受精卵が子宮内膜にもぐり込み着床して初めて妊娠が成立します。